『依存症』の原因と対策【必ず治すためには】 メンタル・マインド X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2020.08.04 マイペース男こんにちは!!普段はダンサーをやっています!好奇心いっぱいの33歳児マイペース男です(๑˃̵ᴗ˂̵) 皆さんは何かに依存してしまった経験などはありますでしょうか? アルコール?タバコ?それともギャンブル? 止めたくても止められないって辛いですよね。。 今回は『依存症の主な原因と対策について』ご紹介します。 結論 【依存症の原因】・遺伝・神経細胞の変化・条件付け・周りの影響 目次 ●遺伝●神経細胞の変化●条件付け●周りの影響●物質依存症●プロセス依存症● 関係依存症● 止め続ける●一人で抱え込まない●専門機関に相談 ●遺伝 依存症の原因の一つが遺伝によるものです。 特にアルコール依存者の3人に一人は親がアルコールを乱用しており、 またアルコール依存の父を持つ子供の4人に一人は自身もアルコール依存者であるそうです。 アルコールを体内で分解する酵素を生まれつき多く持っているかどうかで、アルコールに強い体質か否かが決まります。 そしてこの体質はアルコール依存症の遺伝に強く影響を受ける様です。 ●神経細胞の変化 アルコールやドラッグなどの依存物質を摂取すると、脳内でドーパミンという快楽物質が分泌されます。 これが脳の喜び状態です。 しかしこの脳の喜びも習慣化するとだんだん喜びを感じにくくなります。 すると不安や物足りなさが続いてしまいます。 そして脳がもっとご褒美を欲しがるのをエスカレートし、アルコールやドラッグなどの依存物質を止めたくても止められなくなるのです。 ●条件付け ストレスや不安を解消するためにアルコールや薬物を使用したとします。 すると一時的に気分が良くなり、ストレスなどが緩和します。 これを脳が『ある行動で一度味わった楽しかった・心地よかった体験』として、条件付けで認識してしまいます。 そうやって条件付けで習慣化された行動のせいで依存症となってしまうのです。 ●周りの影響 子供の頃から親や周りがタバコを吸っていたり、そういった環境の中で育つと刷り込み効果を受けてしまいます。 そういった生物環境、社会環境から受ける影響によって依存症になるケースもあります。 依存症とは そもそも依存症とはなんでしょうか。 【依存症】特定の何かに心を奪われ止めたくても止められない状態 依存症は心の病です。 人により依存してしまう物は様々ですが、ある物質への使用に対してほどほどには出来ずに依存してしまう状態です。 依存症になると本人や周りの生活に影響が生じ、苦痛が伴います。 主な依存症の種類 ●物質依存症 たばこ、酒、ドラッグなどの特定の物質を体内に入れることで、快感を得たり、不安や恐怖を無くす依存症です。 こちらは多くの方がなり易い依存症の種類です。 ●プロセス依存症 行為依存と呼ばれるものです。仕事、ギャンブル、買い物、ネットなど。 こういった行為から得られる安心感にのめり込み、止められなくなって、日常に支障をきたします。 今の時代はSNSへの依存が起き易い人も多いでしょう。 こういった依存は直接身体への症状が現れないのでわかりにくいですが、 経済的な問題、金銭問題、人間関係の問題へと発展してしまうので人生に深刻な影響をもたらす事も少なくありません。 ● 関係依存症 『共依存』とも言います。 DVや恋愛関係など、特定の人間関係に囚われて逃げられない依存症です。 自分の事をおろそかにし、他人の事でいっぱいになり、人間関係にしがみつく状態です。 共依存者は自己肯定感が低く、他人に頼られる事や他人のめんどうを見る事で自分を肯定しようとします。 対処法 ● 止め続ける もっとも大事な対策は止め続ける事です。 いったんごほうびを求める回路が脳に出来てしまうと、脳を以前の状態に戻すことは難しいと言われています。 ただし必ず回復させる事は可能です。 大事なのは飲酒や薬物使用、ギャンブルなどをしたいときにどのように避けて、それ以外のことをする時間をどのように増やすかが重要となってきます。 ●一人で抱え込まない 依存症は脳の病気でもあり、心の病気です。 意志や気持ちで解決しようとしても上手くいかない事もありますし、条件次第でまた始めてしまう事もあります。 大事なのは周りに頼り、治したいという意思を共有することです。 一人の問題として抱え込まない様にして下さい。 ●専門機関に相談 場合によっては専門の医療機関や保健所などの福祉機関に相談し、専門家に診てもらうのも大事な対応です。 その他にも、依存症の問題を抱えた人同士と情報交換をしながら回復を目指すリバビリ施設などもあります。 まずは保健所や精神保健福祉センターなどに相談してみましょう! 最後に 最後になりますが、もし周りに依存症かな?と疑いのある方がいたら慎重に接しましょう。 ほとんどの場合、依存症の方は自分が依存症だと気付いていないケースが多いです。 このような場合には本人を責めずに自分の気持ちをしっかり伝えてあげましょう。 家族など周りの人達でなんとかしようとしてもかえって状況が悪くなる事があります。 そんな時は専門機関に相談したり、『依存症の家族を持つ人たちが悩みを分かち合い、連携する事で支え合う家族会』などに参加してみる事もオススメします。 自分達だけで悩まずに、必ず専門の機関に相談していきましょう! 今回は『依存症の主な原因と対策について』ご紹介しました。 本日もありがとうございます😊
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